インデックス投信とETF
投資信託には運用手法による区分で、インデックス運用とアクティブ運用というものがあります。インデックス運用とは、TOPIXなどの指数に連動した運用を目指すものです。
アクティブ運用は指数を上回ることを目指す運用で、運用会社にとってはインデックス運用とくらべて高い技術が、投資化においては比較的高いコストが要求されます。
平均回帰といって、市場には大きく儲けられるときも大きく損させられるときもありますが、長い目で見たらある一定範囲に収束するという傾向があるといわれています。
その理論にしたがうならば、個人投資家が選択すべきファンドはインデックス投信ということになります。
インデックス投信のほうがコストが安く、もしパフォーマンスが平均に戻るなら、もともと平均を上回るであろう期待があまりできないアクティブ投信に魅力が感じられないからです。
しかし、インデックス投信よりも信託報酬が非常に安く、なおかつインデックス運用の商品があります。それはETFです。
ETFとは、市場に上場されているインデックス投信のことで、気軽に売買ができちゃうという代物です。しかし、株式投資と同じように売買手数料がかかるため、毎月購入するといった場合には向いていません。
というわけで、毎月購入するときは販売手数料が無料のインデックス投信を買い、ある程度資金がたまったらETFに移すというのもありですね。
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